目次
プログラマーはうつ病発症率No1の職業です
プログラマーはうつ病になって悩んでいる方が少なくありません。うつ病にならなくともうつ状態になるだけでも非常につらい状況です。
といってもプログラマーは非常に魅力的で収入もいい仕事です。しっかりと原因と対策を知りつつ上手に付き合っていきましょう。
プログラマーのうつの原因
プログラマーのうつの原因を一つ一つ見ていきましょう。
【生活】日光に浴びる時間が少ない
日光は太陽のビタミンと言われ、太陽の光を浴びることで体内でビタミンDを生成することができます。ビタミンDは骨を強くしたりがん予防、うつ病まで効果があります。
ビタミンDが多く体内にあることでうつ症状が改善するという結果がでており、太陽に浴びない生活が続くとうつ状態になりやすいとも言えます。
プログラマーは早朝から会社へ向かい、日が暮れた夜に帰宅。日中はビルの中で開発作業をしていると思います。太陽に浴びる時間が少ないため、ビタミンDの生成が少なくうつ症状になりやすいとも言えます。
太陽を十分に浴びようとしても仕事があるため時間は限られてくると思います。ビタミンDのサプリメントや食事から補給することがおすすめです。
【姿勢】猫背による自律神経への影響
プログラマーはデスクワークのため、どうしても猫背になってしまいがちです。猫背になることにより自律神経に悪影響が出てしまう上に、内蔵の圧迫による血行不良なども起こります。
また、自信がない人は猫背になりやすいという傾向もあるようで難易度の高い仕事をすることも多いプログラマーの仕事は更に猫背になりやすい環境と言えます。
姿勢は常に気をつけて猫背にならないようにする必要があるのですが、猫背にならないようなデスク環境を作るといいと思います。
会社では骨盤を立てて猫背にしづらい骨盤クッションなど利用するのもいいですし、椅子を自分で選ぶことができるようであれば椅子を体にあったものに変更するのもいいですね。
また、猫背になる場合、筋力が足りていないケースもあるので筋トレなどの運動を日々5分でもいいので加えていくこともおすすめです。
【ストレス】周りから困っている状況を察知されづらい
プログラマーは基本的に一人で仕事を進めることが多いため、悩みを一人で抱え込みがちです。
わからない業務内容があっても質問し辛い雰囲気があったり、質問をまとめるのに時間がかかったりと一人で抱え込み精神的に落ち込むことが続いてしまいうつ状態が続くケースがよくあります。
対策としては、話しやすい先輩や同僚を作ることが有効ですが職場にいる人も限りがあるので無理な場合は環境を変える方法を考えてみることがおすすめです。
【ストレス】残業からの睡眠不足
残業が多く睡眠時間が十分に取れないことによりうつ状態になることも原因として考えられます。まず残業が長時間あることにより神経が張り詰めた状態になり入眠が悪くなることが1つ原因としてあります。
入眠に影響が出ている場合は、体とメンタルの緊張をほぐして上げる必要があります。アロマオイルを使ってのマッサージなどはとても体がほぐれておすすめです。
アロマオイルがいい理由は脳に近い嗅覚でいい刺激があることでよりリラックスがあると言われています。好きな香りを見つけて一日の終りにリラックスすることはプログラマーの方にはとてもおすすめです。
残業で睡眠不足の場合は、睡眠時間を確保することが一番ですが体の血流を良くして脳の力を緩めて上げることがとても効果的ですね。
うつ病と診断された場合はすぐに休みましょう
いろいろなセルフでできる対策もありますが、うつ病と診断された場合はすぐに休みましょう。
休職期間があるかチェックしましょう
会社の規定として休職期間があるかチェックしてみましょう。雇用年数によって休職の期間も変わってくる場合もありしっかりチェックしておきましょう。
もし、休職期間があれば会社をやめること無くしっかし休んでうつ病の治療をすることができるため、リスクも低く治療に専念できます。
「休むなんてよくない」と思う方もいるかも知れませんが、体があっての仕事です。1日、2日はもちろん頑張ることができると思いますが仕事は長期戦ですし、たまに負荷がかかることもあります。少し余裕ができるくらい体力を回復させてあげましょう。
傷病手当が出るかチェックしましょう
傷病手当が出るかも病院や会社に確認してみましょう。診断内容によっては傷病手当が出るため、生活の少し助けになります。
給料と同等の額ではないのですが給料に対しての一定割合を傷病手当をとしてもらえるため、貯金を削る額も少なくて済みます。
休職期間があり傷病手当が出る場合はしっかり療養を取り、体をいち早く回復させてあげることに専念しましょう。
うつ病になった場合はしっかり体を休ませてあげましょう
うつ病になったときは体を休ませることがとても大切です。うつ病で休職をすると、今まで残業も多く遊べなかったから遊ぼうとする人がたまにいるのですが、しっかり体を休ませてあげましょう。
体と心は繋がっているので、体が疲れれば心も疲れてきます。心が疲れれば体も疲れてきます。
うつ病で体を休ませるというのは少し違和感があるかもしれませんが、自分の休ませ方を見直すいい機会なのでしっかり休ませてあげましょう。
鬱でプログラマを辞めたいと思うのはNGです
プログラマで鬱になると仕事をやめたいと思う人は少なくありません。ただ、鬱になったから辞めたいと判断するのは早いです。
鬱状態ということが原因でプログラマを辞めたいなら一呼吸おきましょう
鬱状態ということが原因でプログラマの仕事が嫌になっている場合は本当にプログラマ辞退の仕事は嫌というわけではありません。鬱状態がなくなったらどうでしょうか?おそらくプログラマの仕事は嫌だと感じなくなると思います。
また、プログラマの仕事がやりたいという感情が戻ってくる可能性もあります。ただ、会社をやめてしまっては手遅れです。まずは、鬱でプログラマーの仕事が嫌になった場合は、鬱状態から改善していきましょう。
辞めたい理由が鬱ならプログラマを諦める必要はありません
プログラマーを辞めたい理由が鬱だからという場合は、会社を絶対やめるなとは言いませんがプログラマーを辞めることは諦めないでください。例えば、鬱状態が改善してプログラマーがやりたい場合。でも会社の残業が多くてまた鬱状態になる可能性がある場合はホワイト企業を探してしっかり休みが取れる企業に就職することをおすすめします。
プログラマーでホワイト企業なんてあるのかと思う方も多いと思いますが定時で帰宅できる企業もたくさんあります。また、最近では残業を進めない企業も増えてきているので希望を持って探していきましょう。
自分にあった環境を見つければプログラマは続けることができます
鬱状態になると「鬱状態で嫌だ。もう希望がない。」と思ってしまう方も多いと思います。ただ、自分にあった環境を見つければプログラマとして働き続ける希望を持つことができます。
今の会社内の他部署に移動
今の部署のメンバーなど合わなかったり残業が多いため鬱状態になっているようであれば、稼働が落ち着いた他部署に移動することも1つの方法です。
上司に相談することができそうであれば相談してみましょう。転職ではがらっと人や環境、会社のルールも変わってしまうため負担も多いのですが他部署の変更であればまだ負担も少なく鬱状態の場合でも仕事も継続しやすいです。
また、転職時のように給与が途切れる心配がないのもメリットですね。
転職をして希望に合う企業を見つける
会社内で解決できない場合は、転職を検討しましょう。まずは鬱状態になった原因をしっかりと洗い出していきましょう。
- 残業が多い。
- チームプレイができず、問題を抱え込みやすい。
- 職場環境が合わない。(椅子やデスクがよくない)などなど
洗い出して転職時にどのような企業で働きたいかしっかり提示していきましょう。
複数の転職エージェントに登録をすることをおすすめします。理由としては転職エージェントごとに持っている求人や担当者によって全くスピード感が違うので最低2社以上は登録することをおすすめします。
- 幅広い分野求人が多い →
リクルートエージェント
- IT分野に強い → レバレジーズテック
この他にも以下のページにもまとめているので是非参考にしてみてください。
とにかくもうプログラマを辞めると決めているあなたへ
もう辛い!とにかくプログラマを辞めたいんだ!というあなたへ。
一度休暇をとって休んでみましょう
もし有給など残っている場合は1日休んでみましょう。1日以上お休みが取れればそれに越したことがないです。
少し横になってゆっくり時間をすごしたら気持ちの変化も出てくるかもしれません。そこで本当にプログラマを辞めてしまいたいか、素直な気持ちに向き合う時間を設けたほうがいいですね。
嫌になっているときはとにかく「逃げ出したい」という気持ちでいっぱいになっていると思うので一旦落ち着いてみることが先決です。
副業OKならアルバイトを単発でやってみましょう
もし副業OKな場合、そして体力があれば副業をしてみることもおすすめです。プログラマと全く違う仕事のアルバイトをしてみてどう感じるか見てみるのもおすすめです。
例えば、立ちっぱなしの接客業をやってみてどのように感じるか。もしそれが毎日続いたらどのように感じるかなど見てみるのもいいと思います。
今のお仕事を続けながら隙間時間で体験してみるのはリスクもないためおすすめです。
求人情報を見てみましょう
他の求人情報を見てみることもおすすめです。他業種に転職する場合、プログラマの年収より大幅に下がってしまう可能性があります。
年収が大幅に下がってもそれでもやりたい仕事なのか、チャレンジする価値があるのかなど踏まえて考えてみることをおすすめします。その中でプログラマがいいと思うのか、他業種がいいと思うのか。自分の気持としっかり向き合うことが大切です。
他業種に転職したあと、やっぱりプログラマが良かったと思ってもまた転職をするのもリスクも大きいですし、コストもかかります。精神的にも負荷がかかるのでこのようなことがないようにしっかりと想像を膨らませつつ考えてみましょう。
転職を検討する場合は、しっかり考える時間を確保して後悔がないよう考えていきましょう。
それではプログラマでうつ病で辞めたいかたの手助けになれば幸いです。