会社員からフリーランスエンジニアになりたいけど、リスクがありそうで怖い。でも、そろそろ自分が選んだ現場で開発をしたい!そんなあなたに。
会社員からフリーエンジニアになるリスク
安定しない給与
フリーランスになると仕事は働いたら働いた分だけ。仕事があればある分だけになります。仕事がない場合、給与が入らないケースもあれば地震、台風などの天災で仕事がなくなるケースもあります。
東日本大震災があった際はもとの生活に戻るまで月単位、年単位で時間がかかったという話も聞いています。そのため、それだけの余剰資金を残しながら仕事をしていく必要があります。
収入が上がったからと言ってお金を使いすぎないことがポイントになります。
保険・年金
国民年金や健康保険も実費になります。厚生年金になくなるだけでも将来の保障が低くなってしまいます。また、健康保険も会社員のときの金額よりも上がるケースが多いです。
今はiDeCoなどの年金制度もあるのでうまく資産形成をしていきながらやっていきたいですね。
確定申告
個人事業主になることで確定申告は自分でする必要がでてきます。収入・支出のタイイミングが少なければ管理するものも減ってそれほど負荷はかからないのですが簿記などの会計をやったことがない場合、はじめは戸惑うことも多いと思います。
今は便利な会計ソフトがあるので自分にあった価格帯のものを選んで使うのも手ですね。
営業
会社員のときと違い仕事は誰も準備をしてくれません。自分で営業活動をして仕事をとってくる必要があります。フリーランスエンジニアになるには技術的なノウハウはたくさん出ているものの営業方法に関しては情報が少ないので一番の難関になります。
リスクを回避するには
人脈づくり
仕事をとるための営業活動を兼ねて勉強会などでエンジニアの方と交流を深めておくといざ仕事がなくなったとき、仕事につなげることができます。
自分の興味がある分野の勉強会に行けるよう日々情報収集をすることをおすすめします。セミナーなどの掲載サイトがあるのでチェックしておくといいですね。
このようなサイトがおすすめです。https://connpass.com
情報発信
自分の技術領域を常に発信しておくことをおすすめします。今はTwitter、ブログも無料でできるサービスが多いので広告塔として登録してIT業界に関連する人をフォローしてつながりを作っておくことをおすすめします。
直接仕事を受けることにつながらないとしても、日々の情報を発信することで身近に感じてもらい、困った仕事の悩みにも親身に相談に乗ってくれる相手も現れてくると思います。
小さなことでもいいので日々の積み重ねの情報発信をすることが大切になってきます。
営業会社への登録
自分の市場価値をしるためにもレバテックやギークスなどの営業会社に登録しておくことをおすすめします。市場価値を知ることで今後の収入の見込みをたてることもできます。
営業会社を使う際、多くは報酬からマージンが引かれる仕組みになっているためはじめの登録や相談は料金はかかりません。仕事がなくなったときのリスク対策として事前に登録しておき、どの営業会社の対応がいいか、単価が高いかなど調べておくことをおすすめします。
案件数も多く、対応も早い営業会社がいいので複数社登録し比較してみるのをおすすめします。
登録も無料なので、早いタイミングでスキルシートを作成し登録しておくといざというときに対処できます。
リスク対策をすればフリーランスエンジニアになるのもよりハードルが低くなります。できることから少しずつ取り組んでフリーランスエンジニアを目指していきましょう!